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従業員が書いたエッセイ

新人女子ブログ

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サンクチュアリ出版の従業員たちが“お気に入りの本”を紹介するコーナー。
ケータイやインターネットが普及し、好きなときに好きな情報を好きなだけゲットできるようになった世の中。「わざわざ本なんて読みたくない」という人の気持ちもよくわかる。でも理屈抜きで夢中になってしまう“本”もあるはずだ。そこで、本好きだけど実は活字嫌いの従業員たちが、自らのチンケな読書歴をたどって「なんかオモロかった」本をご紹介。文学にも歴史にも政治にも疎い、そこらのニイチャンネエチャン風な読書感覚をたっぷりとご堪能あれ。
 

おすすめの本 第3回

ブンガクかもしれない

文学ってなんだろう。文学と文学じゃない本の違いってなんだろう。学校で習ったはずなんだけど、いまひとつよくわからない。そんな私たちが勘とフィーリングを駆使して、「これこそ文学!」という一冊をあげてみました。


| http://www.sanctuarybooks.jp/blog/book/index.php?e=30 |
| 従業員がおすすめする本::ブンガクかもしれない | 10:03 PM | comments (x) | trackback (x) |
こころ
こころ
こころ 
夏目 漱石

思春期の香り

誰にでも、初めて出会った文学がある。本離れが噂される昨今、その“初めて出会った文学”なるものが同年代なら全員同じというのもあり得ると思う。初めて出会った文学は、教科書の中ということ。そう、まるで私のように。
それは中学2年の教科書に入っていた。それは夏目漱石で、『こころ』だった。もちろん教科書に載っているような抜粋だけでは「読んだ」ことにならないのは分かっている。初めて出会った文学だと言えるのは、『こころ』がその夏の読書感想文課題図書だったために、一冊読まなくてはいけないはめになったからなのだ。
夏目漱石ほど、読む前からブンガクだと分かりきっている本はないような気がする。だってお札になるほど有名な人だし、着物が日常着の時代ぐらい古い人なのだ。そして今でも読まれている。「これがブンガクか」と思って読む。すると意外な面白さにびっくりする。
いくら教科書に載るような定番だからといって、主人公はまじめくさってはいなかった。そしてテーマは、人間のエゴ、罪悪感・・どろどろしていた。友人の好きな人を奪う。その罪の意識が主人公の生気を奪う。14歳の私達にはまぎれもなくショッキングで、文学って学校で見せられる政府推奨映画のように、必ずしもまじめくさってつまらないものではないんだと、質のいい裏切りを見せてくれたのではないかと私は思っている。
初めて出会った文学が、『こころ』であってよかったという想いとともに。

<営業部 たけだちなつ>



| http://www.sanctuarybooks.jp/blog/book/index.php?e=29 |
| 従業員がおすすめする本::ブンガクかもしれない | 09:52 PM | comments (x) | trackback (0) |
クリスマスツリー
クリスマスツリー
クリスマスツリー 
ジル ウェーバー ジュリー サラモン

冷えた心に明かりを灯す

男は毎年、クリスマスツリーにする木を探し歩いている。そしてその仕事をとてもプレッシャーに感じている。多くの人に感動を与えるような立派な木は数少ないからだ。ある日、見慣れぬ森でようやくぴったりの木を見つけた。しかしそれは、幼い頃に両親をなくした修道女が「トゥリー」と名づけて何十年も大切にしてきたものだった…。一本の木をめぐって、二人のあたたかな交流が始まる。

<編集部 ながのくみ>



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| 従業員がおすすめする本::ブンガクかもしれない | 09:33 PM | comments (x) | trackback (0) |
夏の庭―The Friends
夏の庭―The Friends
夏の庭―The Friends 
湯本 香樹実

日本版スタンドバイミー

小学生最後の夏休み。仲良し3人組は「人が死ぬ瞬間を見てみたい」と、ひとり暮らしの老人の観察を始めた。ところが、それを知った老人は、少年たちの意図に反してみるみる精力を取り戻していく。限られた未来を生きる老人と限りない未来を生きる少年たち。歳の差を越えた、奇妙な交流が始まった。そしてそれは次第に深い友情へと変わり、少年たちを大きく成長させていく。老人と少年たちのひと夏を描いた、切なくも心温まる名作。

<編集部 しみずなみえ>



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| 従業員がおすすめする本::ブンガクかもしれない | 09:12 PM | comments (x) | trackback (0) |