靴職人への旅路

現実  2005年1月17日(Mon)

現実
No.106 --


 通り過ぎるはずだったその小さな街は、僕が想像していたのよりも大きな街で、遠くからその綺麗な街並みを見た僕はなんだかテンションが上がってしまった。

 この街の写真をHP用に使おうと、歩きながらデジカメの電源を入れたのだけれど、立ち止まってシャッターを押そうとしたその場所を見て、僕は何だかとても悲しい気分になってしまった。

 せっかくの綺麗な街並みなのに、その街の入り口には沢山のゴミが捨てられていて、その街の歴史や、ささやかな文化をいとも簡単にブチ壊していた。


 時々、巡礼路にも煙草の吸殻が当たり前のように捨てられていて、それを見る度に
『わざわざ汚しにくるんなら、家でテレビでも見てろよこのアホ』 といった、ぶつけどころのない怒りというか、悲しみを抱き、何の為に巡礼をしているのかをそのゴミを捨てた人物に問いただしたい気分になってしまうのは僕だけでは無いのだろうと思う。

 自分の出したゴミは自分で処理する。
 人に会ったら挨拶する。
 宿で飯を作ってもらったら、せめてもの恩返しにみんなの皿を自分で洗う。

 そういった当たり前のことが出来ないような人間は、この道を通る資格なんて無いんじゃないかと僕は思うのです。

 でもね、おだてる訳ではないけれど、日本人はそのへんのマナーについてはしっかりしていると僕は誇りを持って言いたいと思います。ワールドカップの時だって、そうだったんでしょ?


 ビバ、日本人。


 当たり前のことを当たり前に出来る人間になれるように、まずは僕等日本人だけでも最低限のマナーを守っていきましょうや。




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