雨宮処凛(著) すごい生き方 公式ページ

本の紹介

元リストカッターの雨宮処凜が
いま生きづらい人に、新しい生き方をしめす1冊。


「すごい生き方」
著:雨宮処凛
絶賛発売中!

定価:1300円+税
発行・発売/サンクチュアリ出版

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叶わない恋
 明けましておめでとうございます。
 今年もどうかよろしくお願いします。
 
 ということで、記念すべき初の人生相談&答えです。
 たくさんの方に相談メールを頂き、嬉しい限りです。送って下さった方、ありがとうございます! できるだけ多くの方の相談に答えられるようにしていきたいと思いますので、どんどん送って下さいね。
「すごい生き方」でもいろいろな方の相談に答える形で原稿を書いたのですが、そんな感じでやっていきたいと思っています。
 初採用されたのは、以下の相談。

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何が正しいのか判りません
どうすれば良いのか判りません
腕を切るのの何がいけないんですか どうしてあたしは止められないんですか
もう、死にたくて仕方ない

馬鹿な話、芸能人に恋をしました 
江口洋介さんが大好きです 恋なんて今までした事はなかった
好きで好きで仕方なくて その感情で心が満たされてた
江口さんを思えば心の穴が埋まっていた
でも先日、自分の口で「所詮遠い人だから」と言ってしまった
崩れ落ちていくのが判った 感情に穴が開いた

あたしはどうすればいいんですか
もう何もないのに 江口さんは所詮遠い人
何を思って生きれば良いんですか

どうして生きるのかが判りません
会いたいと思っても会えない江口さんを思うのはおかしいですか?
本当に会えないんですか?
あたしは、死んでも良いんですか?

15歳 女性 高校生
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 叶わない恋・・・。辛いですね。
 私も15歳くらいの頃、何人ものヴィジュアル系ミュージシャンに恋い焦がれ、死を思うほどだったので、その気持ち、非常によくわかります。ただ好きで盛り上がってるうちはいいのですが、時間が経つにつれて感じる好きな人との圧倒的な距離。
 ただ、相談者の方は会いたくても会えない、と嘆いていらっしゃいますが、私の知人が最近、ゴルフの練習場で目撃しましたよ。どうやら会える確率は0%ではないようです。そう、会えないのではなく、会えることもある、ということをまずは認識して頂けると大分楽になるのではないでしょうか。
 私自身、十代の頃、会いたくて会いたくてたまらないミュージシャンにどうしても会いたい場合、「追っかけ」という姑息な手段に打って出ていました。私はどれだけのミュージシャンを追っかけし、生で目撃し、興奮したことでしょう・・・。そう、まず「追っかけ」すればかなりの確率で会えます。
 追っかけ、楽しいですよ。待ってる間のトキメキや会えた瞬間の、身体中の血液が逆流し、脳から余計な汁が過剰に分泌されるあの感じ! 目が合ったり会話できた日にゃあ、その思い出一発で数年は生きていけるほどのパワーを持っています。 
 その分、幻滅することもあります。
 私は追っかけ時代、好きなバンドのメンバーと同じホテルに泊まる、というそこまでやるか的なことを日常的にしていたのですが、そうするとメンバーのチェックアウト後、彼らが泊まっていた部屋に、まぁ不法侵入することもできるんですよ。ちょっと犯罪入ってますが・・・。とにかく掃除のために彼らの部屋のドアが全開になっているのを、隙を見て勝手に入るわけです。そこでコアな追っかけたちは、彼らの部屋の歯ブラシとか煙草の吸い殻とかを持ち帰る、という非常にストーカー的な、人間としてちょっとどうかという行動に出るわけですが、その時、トイレで見てはいけないものを目撃してしまったのです。それは、トイレに残る「泡立ったオシッコ」でした。流せよ・・・。百年の恋も醒める瞬間とは、ああいうことを言うのですね・・・。しかも耽美がウリのヴィジュアル系・・・。まだウンコじゃなかっただけよかったと必死で自分に言い聞かせた15の夜、じゃなくて朝でした。
 とにかく、叶わない恋が辛くて死を考えたり腕を切ったりするくらいなら、まず一目会うためにあらゆる手段を尽くしてみましょう。
 実際の例で言えば、某男性作家さんにつきまとう女性ストーカーがいたのですが、そのストーカーの方はあまりにも真面目にストーカーをし、そのストーキング努力が認められたのか、その作家さんにちょっとした雑用や仕事を頼まれるようになり、いつの間にか「アシスタント・ストーカー」というよくわからない存在として周囲にも認知されるようになっていました。ストーカーさんにとっては堂々とストーキングでき、作家さんにとっては便利なアシスタントができ、まさに一石二鳥の素晴らしい関係と言えるでしょう。
 ただストーカー規制法が存在する現在、あまりにもやりすぎると捕まってしまうのでほどほどに。本人や周囲に迷惑をかけないようにしましょう。嫌われてしまったら意味ないですからね。でも、ストーカーまで行かなくても、熱心なファンの人と仲良くなる、ということはまったくないわけじゃないと思います。
 まぁ、既に亡くなった方に恋い焦がれているわけではなく、江口さんは生きているので、会おうと行動している限り、いつかは会えると思います。
 ちなみに私の場合、会いたいと強く思った有名人などで、会えなかった人はほとんどいません。追っかけして会えたこともあれば、今の物を書くという仕事を始めて仕事などで会えた人などたくさんいます。今まだ会っていない人も、絶対にいつか会う! と勝手に確信しています。結局執念なのだと思いますが、十年後でも会えることはあるのです。その時に江口さんのハートを鷲掴みできるような人になっていて下さい。
 と、ここまで書いてきましたが、どうして15歳で江口洋介・・・、という疑問に終始さいなまれていたのは私だけでしょうか?



| 人生相談 | 05:04 PM | trackback (1) |
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【兄に教えてもらった、文系と理系のたったひとつの違い】 あまり考えずに、空気と...
| 【小人閑居シテ駄文記ス】 | 2009/07/01 11:33 PM |

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