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サンクチュアリ出版スタッフの日記です

本にこだわらない本作り


みなさんこんにちは。
サンクチュアリ出版で
副社長をさせてもらっています。
金子仁哉です。

突然なんですが。
最近こんな事を思います。

衰退産業の出版で、
どうやって楽しく本作りをしていくか?

死ぬまで本作りに夢中でいたい私にとって
これはとても重要なテーマです。

また、それは出版という枠にこだわっていては
決して答えがでないテーマでもあります。

まず、考えないといけないのは
出版ってやはりオワコンなの??
という悲しい問い。

私は20年この業界で
働かせてもらっています。

すると出版への愛着も湧いて
どうしても出版が衰退産業だと認められません。

それは、
なんだか自分の人生を
否定してしまうような気分になるから。

しかし、
書店さんや出版社は次々に倒産しています。

この10年で書店さんは4,000店舗減って
出版社は500社倒産しています。

時代の栄華を極めた取次でさえ
合併&倒産しています。

これってやっぱり。

出版業界は
確実に衰退していますよね。。。

まずはこの現実を
しっかり受け止めたい。

では次に、
本が世の中から無くなる事はあるでしょうか?

それは確実にありません。

規模が小さくなる事はあっても
なくなる事は決してないでしょう。

実際に新しい取り組みが成功して
しっかり利益を出している書店さんもあります。

ベストセラーを連発する出版社だって
たくさんあります。

衰退産業だと分かっていても
出版社を志望してくる学生は
後を絶ちません。

なぜでしょうか?

それは「本」に
絶対的な魅了があるからです。

本で人生が楽しくなったり
本で人生が大きく変わったり
本で命が救われたり

そんな人達が世界中に
星の数ほどいるからです。

そして、出版業界で働く私達も
その中の一人です。

だからこそ
忙しくても
給料が安くても
失敗が続いても
この仕事をやめられないのです。

私は少しでも多くの人に
本の面白さを伝えたいと思っています。

サンクチュアリ出版の本を読んでみたら、
意外と本って面白いもんだなあー

なんて思って貰えたら
幸せの絶頂です!

この想いと衰退産業がどうかは
全く関係ありません。

本を読まない人が増えるなら
どうやったら
本を読んでもらえるようになるか。

必死考えて
本作りをするだけなのです。

さらには、
もっと視野を広げて
本質的な欲求を見直すべきなのだと考えています。

出版という商売を、
活字ビジネスや
コンテンツビジネス
というレベルまで広げると

私達には
まだまだできる事が増えます。

別に紙に印刷されていなくても、
音声や動画としてのコンテンツであっても、

私達の発信するものを
喜んで受け取ってくれる人がいるなら、

本質的にそれで充分に幸せですし、
ビジネスとしても成立しています。

媒体がWebサービスやテキスト・音声・動画データだと
それはもう“本作り”とは言えないかもしれません。

しかし衰退産業の出版において、
読者の求めるカタチに
コンテンツが進化しただけ。

出版の枠に拘らないとは、
時代の流れに合わせて
発信形態を変化させる事なのです。

今後の出版社は
本というカタチに固執せず、

面白いコンテンツを
提供する会社であるべきだと思います。

出版にこだわり続けて、
事業を縮小していくよりも、

面白いモノをどんどん作って
世の中に発信していけば
まだまだこの業界で楽しめる。

私はそう思えてなりません。

サンクチュアリ出版はこれからも
本にこだわらない本作りに精進していきます。

今後とも何卒応援よろしくお願い致します!

サンクチュアリ出版
取締役副社長
金子仁哉




2019,04,10, Wednesday| 07:33 AM スタッフ日記

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