サンクチュアリ出版 スタッフブログ::日記を書く人間は立派なのか?

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サンクチュアリ出版スタッフの日記です

日記を書く人間は立派なのか?

編集長の橋本圭右です。

個人的に日記を書いていて、
これが4年間、続いています。

「日記を書いたほうがいい」
とはよく言われますが、
日記を書くことに一体どういうメリットがあるのか。
現時点で気づいたことをまとめておきます。


よくいわれるメリット
■1、記録として

人間もオジサンの域に入ると、
日に日に昨日と今日の区別がつかなくなってきています。
ましてや1週間前になにがあったかなんて、思い出せるはずもありません。
思い出せたとしても
それはたいてい1ヵ月前や、10年前の出来事と
勘違いしています。
でも日記に書いてあれば、
「1週間前のオレはそんなことをしていたのか…」
と他人事のような気持ちではありつつも、
思い出すことができます。


よくいわれるメリット
■2、精神面の改善

日記に、
今日腹が立ったことや、悩んでいること、他人に見せられないような思いをぜんぶ吐き出せ、なんてよく言われます。
でもぼくはそんなことは書きません。
誰にも見せない前提だとしても、
書いたあとに「万が一、誰かに見られたら?」
という不安がつきまとうからです。
あと後日、冷静になって読み返したとき、
ちょっと心がざわっとするのも嫌。
(せいぜい隣のテーブルで始まった夫婦喧嘩くらいのざわつきですが、感じないにこしたことはない)
そのかわり、うれしかった出来事は残すようにしています。
ぼくは編集者なので、
人生なんて基本的に編集だと思っています。
すべてを正確に記録なんてしなくていい。
都合のいいところだけ拾って、並べて、強調したい。


よくいわれるメリット
■3、表現力が身につく

よく
「日記を書いていると文章がうまくなる」なんて
言われますが、ぼくの日記は箇条書きにしているので、
残念ながらそういう効果は感じられません。



よくいわれるメリット
■4、自己分析できる

日記で自分のことを客観的に見ながら、
今後どうしていくべきか? という行動の方針を決めている、
なんていう人の話もよく聞きます。
そんなことができる人は本当にうらやましいのですが、
ぼくは何度挑戦してもうまくいきません。できることは、せいぜい「疲れてるから、今日は早く寝よう」くらい。


よくいわれるメリット
■5、自尊心の向上

たしかに日記を続けられていると
「続けられているオレ」という小さな自信が生まれ、
なにをやっても続かない…
とぼやく人に対して、同情してみせながらも
(ところがオレは日記を続けられているからなあ)
と心中でマウントをかますことができます。


…ふと、
ここまで書いて気づいたのですが
ぼくの場合、たいしたメリットは見つけられず、
別にやめてもいいような気がしました。
いつでもやめられる。
やめようか。

でも、
なんとなく日記をやめられないと感じているのは、
きっと
いま、ここ、に生きているはずの自分も、
結局は「思い出の集積」でできているんだと、
自覚しているからだと思います。
昨日と1週間前と1年前の自分が区別できるように、
ほんの些細な手掛かりだとしても、
きっと、なんとか残しておきたいのです。
2019,10,25, Friday| 01:02 PM スタッフ日記

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