文化庁メディア芸術祭
マンガ部門
同人誌で初受賞!
本書の紹介
第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で同人誌で初めて奨励賞を獲得した「天顕祭」が出版化されました。白井弓子氏独特の世界観が見事に古事記世界と融合し、まだ誰も見たことのない未来世界を構築しています。
あらすじ
寛和三十二年、ヤマタノオロチ伝説息づく未来。五十年に1度の特別な<天顕祭>の日が近づいていた。咲(さき)は身を隠し、声を潜めてオロチの魔手から必死に逃れようとしていた。鳶の若頭・真中(まなか)はそうとは知らず咲を雇い入れ、一緒に働いていた。
---身の廻りで起こる異変。そしてある日、忽然と消える咲。運命にひきずられるように真中はやがて天顕祭のおぞましい秘密に触れる---。
<精霊の守り人>の上橋菜穂子様より
推薦コメントを頂きました!
天へ逃げる娘、地下に蠢く嫉妬深い神、そして、運命に抗う太い男。久々に熱く濃いもので胸を貫くような漫画に出会った。傑作です。