恋愛

敢えて1番を狙わない。セフレ2番手女子の賢い恋愛戦略とは?/斎藤美海

#恋愛

令和のスタンダードは「魅力的なオス、メスに複数の異性が群がる」。10代の頃はカントリー娘。ハロプロ卒業後はセラピスト、恋愛カウンセラーとして活動してきた斎藤美海(みうな)が2番手女子に送る、1対1では戦えないハイスペ男子を攻略するための実践的恋愛論。

2番手女子の恋愛論

モテる男が好きな場合

世の中の恋愛指南本には「1番になる方法」が溢れていますよね。でも、1番になれなかったらどうするんだろう?私がツイッターとかで発信している内容は、「モテる男が好き」という人が対象になっています。モテる男が好きな人って、モテない男とは絶対つき合えない。だから、モテない男の1番になるより、モテる男の2番手、3番手ぐらいから順位を上げて彼のすべてを握っていこうみたいな考え方をします。私は、そのタイプ。ライバルがいるのは当然という前提のもと、生き残りをかけて恋愛をしてきました。

みなさんも、好きな人の2番手、3番手になったときにどう対応したらいいのか、悩んだ経験があるのではないでしょうか?どんな心持ちでいたらいいのか?メンタルの強さも大事ですよね。あと、女性の話を聞くと、罪悪感を抱く方も多くいらっしゃるようです。一般的な1対1の恋愛が、モテる男とはできないので。

今日は、ハイスペ男子と言われる、お金があって、顔も良くて、一緒にいて楽しくて、会話も楽しくてという、『女にモテまくってしまう人』をどう攻略していくかについて話していこうと思います。

私が2番手の良さに気付いた訳

私は10年くらい前から、1番手より2番手になったときに見る世界の方が視野を広くなり全体を見渡せるなと考えるようになりました。1番手になると、彼が「他に女がいるよ」なんて絶対に教えてくれません。浮気相手の存在は隠されます。でも、2番手や3番手になると、どんな彼女が他にもいるのか、彼が手の内を明かして秘密を話してくれるんです。

私個人的には、彼には本音を全部吐かせたいタイプです。彼のすべてを知っていて、情報量では1番手に勝っている。そんな2番手のほうが彼と深い人間関係になりやすいと気付いたのです。意外と1番手よりおいしさがある。

私自身が2番手になることはあるのか? あります。1番手になることもありますが、2番手になることも、3番手になることもあります。どこのポジションにいたいってこだわりが、特にないんです。どうしても1番がいいとも思わないです。好きな人に彼女がいたとしたら、自動的に私が2番手になりますよね? もしも、その人より先に彼と出会っていたら私が1番手だったかもしれない。何番手になるかなんて、ある意味運だと思っています。

これは、完全に「複数の女性を囲う男の人」設定での話ですよ(笑)。

2番手のサードプレイス戦略

スターバックスのビジネス戦略についての本を読んだことがあります。スタバはサードプレイスという概念を掲げていて「サードプレイス=家でも職場でもない、第3の居場所」の提供をしているそうです。コーヒーを売っているのではない。第3の居場所を提供するほうが結果としてスタバにお金が落ちるという戦略です。

私は2番手にいるときに、このサードプレイス戦略を使っています。例えば、ここ文京区に家がある彼氏だったら、文京区の近くに彼の職場だったり、よく行くカフェがあったりするはずです。友達もその辺だったり。彼のテリトリー(活動拠点)をまず見極めて、立寄りやすい場所に住むんです。私は引越しが多いのですが、特に都内の恋愛は場所が重要です。都内だと男も女も出会いがあり過ぎて、彼が立寄りやすい場所に住んでいるだけで恋愛は有利になります。モテる人は、忙しい。だから私は彼の家の真裏に住んで、「今から来れる?」と呼ばれたら20分以内に行くように心がけています。ウーバーイーツよりも早いかもしれない!

例えば、経営者の方は、呼んだらすぐ来る人がとても好きです。女性に限らず、呼んだらすぐ来てくれる部下を可愛がりますし、臨機応変さが好まれます。経営者は仕事が優先、同時並行でたくさんやっているから、待たせちゃダメなんです。そして、忙しいスケジュールの隙間で会える人がいい。彼にとって家が近いと呼び出しやすく、気分的に楽で、第3の居場所になりやすい。東京の恋愛はこれがすごく大事です。