■ イベント説明・内容
【はじめに】
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「自分の気持ちより、誰かの期待を優先して生きてきた」
そんなあなたにこそ、このお話を聞いてほしい。
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むかしの私は、どんな理不尽なことをされても
ただガマンすることしかできませんでした。
「自分を守るスキル」がなかった。
それだけでなく「たとえどんな状況でも、自分を守っていい」
ということすら、知らなかったのかもしれません。
─────それは、平成が始まって間もない春の夜のこと。
その日、私は「妻」という役割を失いました。
まだ1歳半だった息子が、夫のセカンドバッグをオモチャにして遊んでいたとき、
バッグの口から、1通の手紙がのぞいていました。
明らかに女性の筆跡で、こう書かれていたのです。
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《 Nさん、わたし子どもができたかもしれません。
お腹の中には、〇〇君(息子の名前)の弟か妹がいるかも…》
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何が起きたのか、すぐには理解できませんでした。
けれど、次の瞬間、身体がガタガタと震え出し、私は大声で叫んでいました。
「なにこれ⁈ うそでしょっ!」
夫の浮気という現実を前にしても、
私はなぜか「ガマンすること」を選んでしまいました。
つらく苦しい日々。
それでも私は、自分の気持ちを抑え込み、
息子のために、夫のために、 “自分を後回しにする”
という選択を、繰り返していました。
離婚を決意したのは、それから1年半も経ってからのことでした。
なぜ、すぐに決断できなかったのか?
理由はいくつもあります。
でも今、はっきりわかることがあります。
それは、
「自分の感情よりも、他人の期待や評価を優先してしまうクセ」
が、私の行動を止めていたということ。
まるで、自分の人生なのに、誰かの許可がないと動けない。
そんな「見えないブレーキ」が、私の心の奥にかかっていたのです。
もし、あのときの私に
「自分を守っていいんだよ」
「あなたの気持ちが最優先でいいんだよ」
と、誰かが言ってくれていたら──
私はもっと早く、自分の人生を歩き出せたかもしれません
だからこそ、今日、あなたにこのセミナーを届けたいのです。─────
私の体験は、あくまで一例です。
でも、「しなくていいガマン」を重ねてきた方なら、
きっと何かが心に響くはずです。
このセミナーでは、心理学の知見やカウンセリングの技術を通して、
「我慢グセ」や「他人の期待に応えすぎてしまうクセ」に気づき、
“自分を後回しにしない”ための視点と力を、やさしく育てていきます。
【当日の内容(予定)】
・ 幼少期・親との関係が、思考や行動に与える影響
・「私はこうでなければ」の思い込みが作る“しんどい人生”
・ 心理学とカウンセリングで見えてきた、新しい「自己の守り方」
・ “ほんとうのやさしさ”とは、自分にも向けられるもの
・「許す」ことで見える、過去との向き合い方と未来への希望
※途中に、参加者ご自身が体験できる「ミニワーク」も挟みます。
「ミニワーク」を通して、自分の黒歴史や“しなくてもいいガマン”を解き放つ体験もしていただきます
■ こういう方はぜひご参加ください。
【こんな方におすすめです】
・家族関係に悩みを抱えている方
・「自分らしく生きられない」と感じてきた方
・いつも「自分がここにいていいのか」不安を感じてきた方
・相手を気遣いすぎて、自分軸を持てなかった方
【参加すると得られること】
・ ”誰にも言えなかった黒歴史” に向き合うヒント
・ 人の言葉や態度に縛られてきた自分を解放するきっかけ
・ 自分の心を守り、ご機嫌で生きる力
・ ”自分を思いやること” が周囲への愛につながる感覚