これは、高橋歩が贈る、自由を求めて冒険を続ける後輩たちへのラブレターみたいな作品だ。
「21世紀のトムソーヤたちへ捧ぐ、高橋歩初のベスト言葉集!」というイメージで、世界中で頑張っている10代、20代のみんなへ、今、高橋歩が届けたい言葉を、勢いにまかせて、ガガガーっと一気に書き殴った。
背中をドーンと押して、人生を変えちゃうくらいのパワーを詰め込みたい、という想いもあったので、かなりテンションが高く、パワフルなものが出来上がったと思う。
表紙のかわいい女の子の写真は、デザイナー高橋実が、数年前から「いつか、ピタっとハマる本が作れた時に、この写真を表紙に使おう!」と温存していた写真。
満を持して本書で登場!中で使用した写真も、どれも完璧にハマっている、デザイン的にもベスト版と言える作品に仕上がった。
著者プロフィール
高橋歩
1972年東京生まれ。自由人。
20歳の時、映画「カクテル」に憧れ、大学を中退し、仲間とアメリカンバー「ROCKWELLS」を開店。2年間で4店舗に広がる。
23歳の時、すべての店を仲間に譲り、プータローに。自伝を出すために、出版社「サンクチュアリ出版」を設立。自伝『毎日が冒険』をはじめ、数々のベストセラーを世に送り出す。
26歳の時、愛する彼女・さやかと結婚。出版社を仲間に譲り、すべての肩書きをリセットし、再びプータローに。結婚式3日後から、妻とふたりで世界一周の旅へ。約2年間で、南極から北極まで世界数十ヶ国を放浪の末、帰国。
2001年、沖縄へ移住。音楽と冒険とアートの溢れる自給自足のネイチャービレッジ「ビーチロックビレッジ」を創り上げる。同時に、作家活動を続けながら、東京、ニューヨークにて、自らの出版社を設立したり、東京、福島、ニューヨーク、バリ島、インド、ジャマイカで、レストランバー&ゲストハウスを開店したり、インド、ジャマイカで、現地の貧しい子供たちのためのフリースクールを開校するなど、世界中で、ジャンルにとらわれない活動を展開。
2008年、結婚10周年を記念し、家族4人でキャンピングカーに乗り、世界一周の旅に出発。
2011年、東日本大震災を受けて、旅を一時中断。宮城県石巻市に入り、ボランティアビレッジを立ち上げ、2万人以上の人々を受け入れながら、復興支援活動を展開。現在も、石巻市・福島市を中心に、様々なプロジェクトを進行中。
2013年、約4年間に渡る家族での世界一周の旅を終え、ハワイ・ビッグアイランドへ拠点を移す。
現在、著作の累計部数は200万部を超え、英語圏諸国、韓国、台湾など、海外でも広く出版されている。