お金持ちと貧乏人を分ける決定的な違いとは?
選択に迫られたとき、その選択肢がお金持ちと貧乏人を分ける分水嶺だとしたら………。
成功を極めた富者の老人が、 事業に失敗して失意のドン底にある“僕"に、誰にも話したことがないお金の真髄を語る。
"私が君に伝えたいのは、お金の真実の話だ。私の遺言だと思って聞いてほしい"
第1章
始まり
本当にそれでいいのですか?
第2章
選ぶ
お金を持った瞬間、人は選ばなければいけない。それをどう使うか、いつ使うか
第3章
扱う
世の中のファイナンシャルプランナーにお金持ちはほとんどいない
第4章
持つ
お金は人を映す鏡なんだよ
第5章
信用
結局のところ、人を信じることでしかお金は生まれない
第6章
リスク
お金持ちが本当に恐れるリスクはお金が増えないリスクなんだよ
第7章
起業
この時の僕は、ようやくチャンスが巡ってきたという気持ちだった
第8章
借りる
物事は両面から見ることが大切だ。返すということはもらうという存在があるということを忘れてはいけない
第9章
所有
しかし、ここがお金持ちと貧乏人と分ける分水嶺だ
第10章
計画
自己資金はこれ以上出さないことを約束した
第11章
商売
必要なときと、欲しいときに人はお金を使う
第12章
価格
価格の決定力がブランドの力を決める
第13章
賭ける
自己資金を元に一店舗伊店舗着実に増やしていくか、
それとも銀行から借り入れをして一気に大きくするか
第14章
失う
一度歯車が狂いだすと、そこからはあっという間でした
第15章
転落
一過性のブームの商品にここまでお金を投入すること自体、 ナンセンスだったのか
第16章
器
これだけは本当に不思議な話だが、お金はその器を持っている人の元に集まるんだ。一億円の器の人には一億円が、一千万円の器の人には一千万円が集まる
第17章
遺言
私の遺言だと思って聞いて欲しい
元銀行員の男が起業をして、一時は成功しかけたが失敗する。
男はなぜ自分が失敗したのか、その理由を、ジョーカーと名乗る
怪しげな老人から教わっていく。
お金に関する謎や疑問を、実際の起業物語にそって解説していく本作は、
お金の専門家、"ファイナンシャルアカデミー代表"泉正人氏による
初の小説作品です。