書籍詳細
実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術
ゴンドー優希
2024年03月25日 発売
ISBNコード 978-4-8014-0126-6
B6判・ソフトカバー 224ページ/束18ミリ
定価:1,400円(税込1,540円)
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実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術
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仕事の対応の早さと漏れの少なさ。いずれも「その場ですぐに解決するかしないか」で決まります。仕事を頼まれたら考える時間は10秒です。そして3分以内で処理できると判断したらその場でやる。3分では無理だと判断したらタスク化してメモに残して一旦忘れる。そして次の日の朝、そのタスクを細分化して、それぞれ「いつやるか」を決めてその日の時間割に入れる。そう決めておけば、急に仕事がふってきても苦い感情は生まれません。
ある時、忙しいというのは「気忙しい」のだと 知りました。ただ気が散らかっているだけ。「忙しくてできない」と思っている時は、単に「やらないから時間を作らない」だけ。「旅行に行く暇がない」のは、旅行の計画を立てないからその時間がない。「読書をする時間がない」のは、本を読まないからその時間がない。本当です。騙されたと思って、やってみてください。時間はこじ開けられます。他のことは意外とどうにでもなる。
会わなくても仕事はできますし、たいていの用 件はチャットかメールで済みます。でも話が4 往復しても結論が出なかったら、音声通話で話すか、ミーティングの日時を設定した方がいいと思います。こじれそうな話のほとんどは、「印象」で解決できるからです。「言葉の意味」から受ける印象はたった7%。それに対して聞こえるもの(声のトーンや大きさ)が 38%、見えるもの(外見)が 55%だと言います。どれだけ言葉を尽くそうと、誠実な態度に勝るものはないのです。
締切が決まったら、自分の期限は3割前倒ししましょう。つまり締切が1週間後の時は5日後、1ヵ月の時は 日後が「私の締切」です。締切 を早めることによって、もちろん忙しくなりますが、それは単純に忙しさを先取りしているだけ。あとに余裕を残すのです。仕事は追われるよりも、こちらが追う立場でいたい。
運動、読書、勉強など良い習慣を続けていても、急な仕事や家の用事、病気などにより挫折してしまうのはわかります。それはきっと「0か 100か」で考えているからでしょう。どれだけ大変な時でも服は着れるし、歯は磨けるし、手は洗えるはずです。だからもしやる時間が取れないなら「1回」でも「1ページ」でも「1分」でもいいのでやればいい。ワンタッチさえすれば明日も続いてくれます。
書類やメールの作成のように毎日頻繁におこなう作業があります。そういう慣れた作業こそ「もっと手早くできる方法はないか」を頻繁に 確かめる価値があります。一つでも見つかれば膨大な時間を削減できます。使ったことがない 機能はひと通り試します。デジタルに詳しい人には定期的に聞きます。そのやり方を知らない私と知っている私とでは、未来の進捗状況がまるで違うはずです。
落ち込んで動きたくない。そんな時もあります。それも人生に必要な授業だと思っています。ただ授業には始まりと終わりがあるので、私の場合はチャイムのかわりにタイマーを使います。10分後にセットします。ノートに怒りの言葉を書きます。枕に向かってわめきます。全身を使って怒りを表現します。人にはとても見せられない姿です。そしてアラームが鳴ったらお祭りは終了。延長はしません。
多くの人は長い説明を聞いていられないようです。途中で疑問点、引っかかる点などがあると、そのことがずっと頭から離れないからです。相手はこちらの存在を壁にして、自分の気持ちと照らし合わせたり、内容を整理しながら理解しています。だから説明は1分以内に切っていきます。話が中途半端になっても、相手が質問できるように黙るのです。そうすればお互いに理解し合えるはず。
たとえ面倒でも送った方がいいと思うのが「今日のお礼」のメッセージです。顔合わせの後、打ち合わせの後、交流会の後など、私は参加者 全員に「できるだけ早く」送るようにしています。帰り道に送ることもあります。会ってすぐならば短くてシンプルな内容でも気持ちが伝わるからです。反対に、時間が経つほど「内容をちゃんとしたもの」にする必要がでてきます。その内容を考える時間と手間をできれば省きたいです。





目次
時間管理  CHAPTER 1
1 時間割に淡々と従う
2 急ぎの場合は締切を聞く
3 3分で処理できないことはタスク化する
4 仕事は背負えるだけ背負う
5 タイマーをセットして機械的に働く
6 時間は「ある」と思うと現れる
7 メッセージが4往復したら直接話す
8 期限は3割前倒しする
9 3秒答えが出なかったらもう考えない
10 終わったらすぐ切り替える
11 スタート位置を前にする
12 「連絡」を仕事の時間にしない
13 間に合わない時はタスクを見直す
14 ピークを外して行動する
15 選択肢を増やしておく
16 即答しない
17 自分のタイミングに合わせてもらう
18 力を抜けるところは抜く
19 ボールはなるべく早くパスする
20 空き時間にやることを決める
21 予定の限界に挑んでみる
22 予定はタスクにバラしてメモに書く20
23 秒以内に戻れるかが勝負
24 一日一つ「必ず挑むこと」を決める
25 会議は目的のために行う
26 断る練習をしておく
27 同時進行できることを増やす
28 マルチとシングルを使い分ける
29 メールは古いものから消していく
30 時間管理をする理由
時間管理の基本
生活習慣  CHAPTER 2
1 スマホを出さずに目を閉じる
2 靴を磨き終わるまでが仕事
3 洋服はたたまない
4 服装は21パターン決めておく
5 朝の準備は前の晩に済ませる
6 大きな鏡で自分を見つめる
7 一つ増えたら一つ捨てる
8 物の価値よりスペースの価値
9 物の定位置を決める
10 平日は給食のように食べる
11 ダラけない模様替えをする
12 暇さえあれば水を飲む
13 「スマホは時限爆弾」だとイメージする
14 新しい言葉を食べ続ける
15 習慣は是が非でもワンタッチする
16 まだ足りないくらいでやめる
17 朝は白湯を飲む
18 知識や情報にはなるべく対価を払う
19 家事はその都度やる
20 「固定費」を疑う
21 新しい習慣は「なにかのついで」にする
22 休日の予定は1年先まで予約する
23 自分には選択権がない
24 意志よりも「環境」を固める
25 コンビニを冷蔵庫がわりにする
26 「いつもの持ち物」を減らす
27 覚えるべきことはただ眺める
28 できることだけを粛々とやる
29 専門的なことは専門家にまかせる
30 体力のキャッシュフローを確かめる
生活習慣の基本
勤務態度  CHAPTER 3
1 1分間マネジメント
2 優先順位をリスペクトする
3 集中できる場所を使う
4 デスクの上は毎日空っぽにする
5 ダラけた時はスリルを味わう
6 トリガーを利用する
7 休憩時間は回復にあてる
8 誰よりも早く着席する
9 二次会は断る
10 朝で勝負を決める
11 自分の仕事はマニュアル化する
12 毎日デスクトップを大掃除する
13 エネルギーを節約する
14 「集中」と「対応」を分ける
15 ずる賢い人には近づかない
16 仕事の鉄則
17 あいまいな言葉を捨てる
18 慣れた作業こそ見直す
19 あえて負荷をかける
20 注文は復唱する
21 予定と予定の間に空き時間を作る
22 相手が動かない時は詰める
23 選択肢は3つに絞っておく
24 変える時は徹底的に変える
25 自信がない時は取材をする
26 緊張する人と会う
27 3人の上司に見てもらう
28 作業量を増やす
29 仕事ができる時間にお金を出す
30 完璧にやろうとしない
勤務態度の基本
メンタル  CHAPTER 4
1 時間を決めて落ち込む
2 おかしい時は反省しない
3 怒りは感謝に変える
4 あえて少し傷つく行動を選ぶ
5 すぐやめるつもりでやる
6 怒っている人の無事を祈る
7 緊張したら謙虚になる
8 嫌なことが起きたら自分の機嫌をとる
9 同じストレスを我慢しない
10 帰る前に寝る時間を決める
11 単純作業に打ち込む
12 腸内環境を改善する
13 過度にはしゃがない
14 自己嫌悪とは距離を置く
15 止まれのサインを見逃さない
16 心の引っかかりは毎日吐き出す
17 慌てない準備をしておく
18 どうにかしようがあることだけを考える
19 欠点を有効活用する
20 瞑想をする
21 固執している時は判断を止める
22 成功者の大半はドM
23 誰もいない場所でスキップをする
24 仕事の一貫としてぼんやりする
25 心が折れる暇なく実行する
26 頭から肯定する
27 悩んだら歩きながら考える
28 自分の「ものさし」を決めておく
29 わざと責任を取りにいく
30 自分をリスペクトする
メンタル管理の基本
対人関係  CHAPTER 5
1 湯船の中で反省する
2 復讐リストを作る
3 人間関係が安定している人の心がけ
4 黙って相手の目をとらえる
5 自分から沈黙を作る
6 筋肉だけでも笑う
7 面会の目的はなるべく早く話す
8 最初からいい人を演じない
9 たまには「多数派」を外してみる
10 心配するほど深刻ではない
11 優位性を示されたら持ち上げる
12 感謝の気持ちは隠れて示す
13 小さなお願い事をする
14 陰口は不時着させる
15 説明は1分以内に切る
16 非難されたら感謝する
17 嘘を使い分ける
18 人と会う約束は絶対の約束
19 「辛辣な言葉」は受け取らない
20 助言者を決めておく
21 陰で支えてくれる人たちに感謝する
22 こちらから距離を縮める
23 お礼のメッセージは最速で送る
24 摩擦を覚悟する
25 初対面は万全でのぞむ
26 誠意は非効率に示す
27 寂しい思いに寄り添う
28 会う人は慎重に選ぶ
29 身だしなみに全力を注ぐ
30 パーティーでは欲張らない
対人関係の基本
動機づけ  CHAPTER 6
1 面倒だと思ったらやる
2 自己肯定感を守るために
3 やろうと決めたことは貼りつける
4 逃げ場は自分でなくす
5 選んだ山は登り切る
6 状況が変わったら対応する
7 理由とセットではじめる
8 他人の機嫌は気にしない
9 はじめに手間をかけておく
10 組織のメリットを優先する
11 楽しいことにアンテナを向ける
12 苦手でももう一回だけやってみる
13 飽きたら不慣れなことをする
14 自分に優しい声をかける
15 「今日やり切ったか」だけを振り返る
16 自分に過剰な期待をしない
17 ゴールからスタートする
18 結果に一喜一憂しない
19 昨日の自分を信頼する
20 目標はシンプルにする
21 今日のエネルギーは残さない
22 希望は不安とセット
23 小さなことに神経を注ぐ
24 タスクに分解する
25 「仕方がない」からできる
26 締切を収集する
27 抜け目がない人とは距離を置く
28 「わからないもの」を拒否しない
29 寝る前30分だけ自由に過ごす
30 自分が考えたように生きる
動機づけの基本

実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術
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